転職エージェントを利用して「嫌な思いをした」という経験は、転職活動を経験した人の多くが持っています。筆者自身も、マイナビ税理士で担当者が変わってから「強引にクローズしようとしてくる」経験をしました。本記事では、よくある「嫌な体験」のパターンと、その対処法を解説します。
筆者が体験した「強引なクローズ」の実態
筆者がマイナビ税理士を利用していたとき、担当者が変わってから状況が変わりました。具体的に起きたことを正直に書きます。
- 「この求人は今週中に判断しないと枠が埋まります」という連絡が週3〜4回来るようになった
- 一度「この求人は条件が違うので興味がない」と伝えたのに、翌週また同じ求人を「改めて検討してもらえませんか」と提案してきた
- 「他の候補者も応募を検討しています」という競争を煽るコミュニケーションが増えた
- こちらの「試験勉強を続けたい」という条件を無視した求人(残業が多い法人)を繰り返し提案してきた
このような担当者は残念ながら実在します。ただ、重要なのは「嫌な担当者に当たっても、正しい対応を取れば問題を解決できる」ということです。
よくある「嫌な体験」のパターン
パターン | 具体的な状況 | 担当者の意図 |
|---|---|---|
急かし・プレッシャー | 「今週中に決めないと」「他の人もいる」 | 早期クロージングで売上確保 |
希望無視の提案 | 条件と違う求人を何度も送ってくる | 決まりやすい求人を押し込もうとしている |
断れない雰囲気作り | 「せっかく紹介した求人なので」という圧力 | 内定承諾を迷っている候補者をクロージング |
情報の誇張 | 「非常に倍率が高い」「特別案件」という過剰な表現 | 希少性を演出して早急な判断を促す |
担当者の業界知識のなさ | 税理士試験を知らない、業界の基礎を理解していない | 専門知識なしに求人を紹介している |
嫌な担当者に当たったときの対処法
対処法① 担当者の変更を依頼する
最も直接的な解決策は「担当者の変更をお願いする」ことです。エージェントに「担当の方との相性が良くないと感じています。別の担当者に変更してもらえますか?」と伝えることは、全く失礼ではありません。
変更依頼の際は、理由を具体的に伝えると対応してもらいやすくなります。「強引に決断を迫るコミュニケーションが続いており、冷静に判断できない状態です」という具体的な理由を添えると、エージェント側も状況を把握して対応できます。
対処法② 別のエージェントに切り替える・並行登録する
担当者変更の依頼が通らない場合や、エージェント自体の姿勢が問題の場合は、別のエージェントへの切り替えを検討しましょう。初めから複数登録しておくことで、1社の担当者が合わなくても別エージェントでカバーできます。
対処法③ 毅然とした姿勢で断る
急かしてくる担当者に対しては、「自分のペースで判断する」という毅然とした姿勢を取ることが重要です。「今週中に返事をください」という要求に対して、「○週間後に判断します」と自分のタイムラインを明示しましょう。
急かされたからといって焦って内定を受け入れると、「転職後に思っていた職場と違った」という後悔につながります。転職は自分の人生の重要な決断です。担当者のペースに乗らず、自分のペースを守ることが最重要です。
嫌な体験を活かす:担当者の見極め方
嫌な体験から学んだことを次の担当者選びに活かしましょう。良い担当者の見極めポイント:
- 最初の面談で「今すぐ転職する気がなくても大丈夫」と言える担当者
- 「この求人はなぜあなたに合うか」を論理的に説明できる担当者
- 「この法人の悪い点・懸念点は何か」を正直に教えてくれる担当者
- 一度断った求人を再び提案してこない担当者
- こちらの条件・希望を正確に記録・把握している担当者
エージェントへの苦情の伝え方
担当者の言動が度を超えている場合は、エージェントの苦情窓口や上位の担当者に連絡することも選択肢の1つです。大手エージェントには品質管理の仕組みがあり、苦情を受け付けています。ただし「苦情を言うと担当者の印象が悪くなる」という心配は無用です。あなたはサービスを受ける側であり、不適切なサービスに対して改善を求めることは正当な権利です。
まとめ:嫌な体験は転職市場を知るための「授業料」
筆者の経験からいうと、嫌な担当者に当たることは「転職市場にはこういう人がいる」という貴重な学びです。同時に「良い担当者はこんなに違う」という比較対象ができます。複数のエージェントに登録し、複数の担当者を経験することで、転職活動の質が上がります。嫌な体験をしたとしても、そこで立ち止まらず次のエージェント・担当者に切り替える行動力が、転職成功への近道です。
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