多くの会計事務所で「後継者不在」という問題が深刻化しています。事務所M&Aや事業承継の流れに、キャリアとして関わることも一つの選択肢です。本記事では会計事務所の事業承継問題と、それにまつわる税理士のキャリア機会を解説します。
会計事務所の事業承継問題の現状
日本の会計事務所の約70%が後継者不在とされています。税理士の平均年齢は60歳を超えており、多くの所長が引退を迎える時期に差し掛かっています。この問題は顧客の税務サービスの空白という社会的な課題になっています。
後継者・譲受け先としてのキャリア機会
後継者不在の事務所の「引き受け先」となることは、一種の独立に近いキャリア機会です。既存顧客・スタッフ・ブランドを引き継いで、ゼロから独立するより低リスクで事務所経営を開始できます。日本税理士連合会・事業承継M&Aマッチングサービスなどを通じて案件を探すことができます。
譲受け側に求められる要件
①税理士資格(当然)②経営マインド(顧客・スタッフの管理能力)③一定の事務所経営資金④顧客維持のためのコミュニケーション能力——これらが譲受け側に求められます。事業承継後は即座に「経営者」になるため、準備が重要です。
まとめ:事業承継は「有利な条件での独立」という見方も
後継者不在の会計事務所の承継は、既存顧客・スタッフ・ノウハウを引き継げる「有利な独立」の機会です。資金・資格・経営マインドが揃ったなら、積極的に検討してみる価値があります。
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